Nyawledge Marketing

ウェブマーケティング、デジタルマーケティング関連のナレッジ集。ネコでもわかるニャウレッジ…なんて(親父ギャグ)

Webマーケター8年目がSNSの歴史を語る。

お題「思い出のWebサービス」

 

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調度私が小学生ぐらいの頃からケータイ電話が普及し、

e-mailなどのメールサービスからiモードと、ケータイ電話がインターネットに繋がる時代になり、大学生ぐらいでスマートフォンが普及し始めました。

 

そんな私は新卒でIT業界に入り、ソフトウェアメーカーにてマーケティング組織に所属する事となり、かれこれ8年…

 

どういう運命か、私的にも、小学生からPCはもちろん、携帯電話でのWebサービスを身近に手にする世代であり、

職業的にも、PCWebサービスからスマートフォンアプリとWebサービスとマーケティングの遷移を歴史的にも貴重なタイミングで経験をしてきた気がします。

 

そんな私の遍歴をSNSサービスの遍歴と絡めて思い出のWebサービスについて語りたいと思います。

 

 

 

 

 

ガラケー時代のSNS「前略プロフ」

今、身近に利用されているソーシャルネットワーキングサービスですが、ガラケー時代から同じ様なSNSサービスが利用されていた事はご存知でしょうか?

(もしかしたら30代以降の人はあぁ!って思うかも…w)

 

ケーターイ電話がインターネットに繋がったばかりの時代にも、

フェイスブックやツイッターに変わる自己をアピールしたりするサービスがありました。

 

 

その名も『前略プロフ』

 

 

mixiなどが主流になる少し前、

2004年頃に登場したWeb上で公開できるプロフィールサービスです。

今のフェイスブックの様に自身の名前や趣味などのプロフィールや日記などを書き込むことができます。

 

 

前略プロフなどができる以前は、自分でWebページを作成したり、個人をアピールするページを持つ事は少し骨の掛かる仕事でした。

それ以前、私が小学生ぐらいの2000年前後にはその様なサービスは無く、

個人のページを作成するには、HTMLを書いて、ホームページを作成していました。

私もインターネット上の友人と交流する場としてページを作成し、自分の書いた絵を乗せたりしていた事があります。

 

ケータイ電話の普及で誰でもインターネットにアクセスする機会が増え、個人のアピールするページの需要も増えてきたのでしょう。

中学生、高校生ぐらいになると、ケータイ電話を持つ事が主流となり、友人同士の間で名刺交換の様に前略プロフを作成して、プロフィールのURLを交換する事が流行りました。

 

(当時は私はHPを持っていたいので、前略プロフは必要性を感じず、利用していませんでした。)

 

 

 

mixiの登場

 

mixiは当時、利用年齢に制限が会った事や、招待制での加入だった事から未成年の間では大きく広まっておらず、年上の先輩に招待してもらうイメージでした。

mixiは前略プロフとは異なり、コミュニティなど、積極的に人と繋がれる場所がある事が特徴的でした。

 

mixiアカウントから利用できるゲームサービスなどもあり、今のSNSサービスに近い形で多くの人に利用されていきました。

 

 まさに、今のFacebookに変わる日本のSNSサービスだったと言えると思います。

しかし、時代の変化と共に、利用されるサービスも変わっていくことになりました。

 

 

 

スマートフォンの普及と利用サービスの変化

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そうこうしているうちに、2007年にはiphoneが発売し、インターネットサービスの環境は大きく変化することとなりました。

スマートフォン自体が普及するまでには1〜2年程は掛かったと思いますが、

2011年ぐらいには大学生でもiphoneを持っている事が普通になっていたと思います。

 

そうなってくると、スマートフォン上で利用されるWebサービスの方が主流になり、既に欧米ではアプリケーション化の進んでいたFacebookやTwitterなどがソーシャルメディアとして選択されました。

 

そして、アプリケーション化の遅かったmixiはSNSサービスとしては利用者が減少していく結果となったのです。

 

 

 

歴史は繰り返す様にサービス企画も繰り返す

SNS一つを取って見ても、サービス企画自体や、キャンペーンなどのマーケティング企画に関しても、本質的には昔から大きな変化は無いと思います。

 

ゲーム業界では革新的なアイテム課金制度やガシャも、古くからは神社のおみくじや屋台のくじ引きと変わらないと思いませんでしょうか?

LINEだって、ショートメッセージと同じです。

Twitter社のインスタントウィンも、昔から懸賞キャンペーンなんて言って、雑誌のおまけにあった手法です。

 

組み合わせるアイディアと、実現する技術はすごいと思いますが、繰り返していく企画に対して生き残っていく為にはやはり、「時代を読み取り変化に対応出来る事」が最も重要であると私は考えます。

 

特に私の様なソフトウェア系のIT企業はこう言ったデバイスやソリューションの変化によって、商材の価値が大きく変わってしまいます。

 

1年の遅れが何億もの損害になりかねません。

 

しかし、逆に捉えると、常に新しい技術と対面しチャレンジ出来るのは素晴らしく楽しいことです。

ちょっとした焼き増しの企画でも、技術的な実現で何倍もの価値になることもあり得るのです。

 

いくつになっても、

新しい事を恐れず、楽しんで、チャレンジしていく!

そんなマーケターでありたいですね!