Nyawledge Marketing

ウェブマーケティング、デジタルマーケティング関連のナレッジ集。ネコでもわかるニャウレッジ…なんて(親父ギャグ)

古い広告が掲載されてしまっている時の掲載内容チェック方法

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「古い広告バナーが掲載されています!」


っと、CS側からアラートを受けて慌てる事はありませんでしょうか?


Web広告を沢山出稿していると、どのネットワーク経由で出稿されているのか、どんなサイトに掲載されているのか、全てのページを把握できる訳ではありません。
そんな時に、よくあるアラートからスマートに状況を把握して、解決する方法をお教えします。

 

 


掲載内容を確認する

他部署などからその様なアラートが来る時には、
掲載されているバナーのスクリーンショット画像や、
掲載場所のURLなどが送られてくる事が多いですね。

 

「(Webサイト名)に掲載されていました。」
「(WebサイトURL)に掲載されていました。」
「(スクリーンショット)ここに掲載されています。」

 

その様な情報からでもどの様な広告媒体から出稿されているか確認できるポイントがあります。
まずは、それぞれの内容毎に確認できる事を把握しましょう。

 


バナー画像から広告ネットワークを見分ける

バナーの画像からどの広告経由で掲載されているバナーかを確認する事ができる場合があります。

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掲載バナーの端に ( i ) と書かれたマークがある場合はネットワーク経由の配信広告になります。

 

 

バナー上の ( i ) のマークにマウスポイントすると、配信ネットワークの名称が表示され、

どの配信ネットワークから出稿されているバナーかを確認する事ができます。

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ネットワーク経由の広告の場合はすぐに停止が可能ですので、

広告配信を代理店へ依頼している様子であれば、「(配信されていたネットワーク広告名)に古いバナーが掲載されている様子ですので、ご確認いただけますでしょうか?」と依頼すれば問題ありません。

 


自社で広告運用をされている場合は該当の広告ネットワークのアカウントへ行き、クリエイティブレポートから、停止されていない広告が無いか確認して、停止しましょう。

 


アフィリエイトバナーの見分け方

 ( i ) というマークが無い広告の場合は、アフィリエイトサイトのバナー掲載の可能性があります。

 

古いバナーが掲載されているケースで最も多いパターンは、アフィリエイターさんの記事のバナー更新漏れです。

全てのアフィリエイターさんの記事を確認してご連絡する事は現実的に難しいので、一番、更新漏れの可能性が高い掲載枠です。

 

 

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アフィリエイターさんのWebサイトへ行ける場合はアフィリエイトバナーを右クリックして、バナーのURLをコピーします。

 

 


そのままのバナーURLから、掲載元が解る場合もありますが、
何かリダイレクトなどが掛けられている場合は、
リダイレクトチェッカーなどのツールを利用して、リダイレクトを解除します。

おすすめのリダイレクトチェッカーツールはこちらです。

www.abashi.net

その他にもリダイレクトチェッカー、リダイレクトURL調査、

などで検索すると、たくさんツールが出てきます。

 

 


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元のバナーURLを入力して、リダイレクト解除ボタンを押します。

 

 

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リダイレクトURLを階層を追って調査する事ができます。

 


リダイレクトを解除すると…
元の広告URLなどを確認する事ができます。

 

元のURLに自社でパラメーターなどを利用して調査している場合は、パラメーターからも把握する事ができますし、
リダイレクトURLの中にはASPのドメインが記載される場合もあります。

ドメイン名などで検索して、引っかかれば、そこのASP(アフィリエイト媒体)経由の可能性が高いです。

アフィリエイターさん1人1人に更新を促す事は難しいですし、既に放置されてしまっているサイトの場合もあります。
なので、出来る限りサイトを更新してもらえるように、ASP側から依頼をしてもらう必要性があります。


こちらも同じく、直接ASP経由で依頼している場合はASPの方へご連絡を、
代理店を利用している場合は代理店宛てに該当のASPへのバナー更新依頼を行ってください。

 


アフィバナーを更新してもらうポイント

アフィリエイトバナーなどの更新頻度を上げるためには、
ASPからアフィリエイターさん宛てにメールマガジンなどをお送りできる事もあります。


アフィリエイトは常設で掲載しっぱなしになってしまう事が多いですが、
何かのキャンペーンなど、ネットワーク広告を更新する際には、合わせてアフィリエイターさんへの周知の為にもメルマガ依頼などを行う事も鮮度の良い広告を出し続ける上でとても効果的です。


以上!

広告の掲載元チェックの方法でした。

 

バナーによっては、終了してしまったキャンペーンの告知になってしまい、お客様を誤認させてしまう場合もあります。
慣れてくると、アフィリエイトバナーでしょ?しょうがないじゃん?みたいな気持ちで見てしまう事もあるかと思いますが、
現場や他部署ではお客様から責められたり、不安になっている人も居るかもしれません。

 


スマートに状況を把握して報告してあげるだけでも、社内外で良い信頼関係を築く事ができますよ。

今回はこのような活用方法でしたが、競合他社のよく見かける広告などの掲載先をチェックしたり、その他の活用もできるので、ぜひ、覚えて活用してくださいね!